音楽で奇跡を起こそうとしていたジミ・ヘンに捧げる
この写真は、
二十歳の時に「みんなしあわせになれ」を
初めてライブで歌った時の、
お気に入りの一枚です(。>д<。)ゞ
この頃だったと思うんですが、
ジミヘンが夢に出てきたんですよ。
ホームにひとりで立ってました。
夢の中なので、なんでもアリということで…
自分は駆け寄って、日本語でこう語りかけました。
「あの、ジミ・ヘンドリックスさんですよね。
僕はあなたのパープル・ヘイズ、
ヘイ・ジョー、ヴゥードゥーチャイル、
リトル・ウィングが大好きです!」
夢の中のジミは一言も発しませんでしたが、
大きな眼で自分を見下ろして、
「わかってないなぁ…」
という感じの冷めた表情をして、
そこで自分は目が覚めました。
ちょっと微妙な気分でしたが、
とにかくジミヘンが夢に出てきたのは
嬉しかったのを覚えてます。
そうこうしてるうちに、
近所の幼馴染が、ホントに唐突に、
「ねえ、カキやん、ギター始めたんだって?
だったらこれ聴いた方がいいよ!」
と言って、ジミヘンのライブの海賊盤と
「クラッシュ・ランディング」という、
ジミが亡くなってから、
プロデューサーが未発表テイクを編集したアルバムを
聴くことになりました。
ライブ海賊盤でのジミの演奏は、
派手でハードなアドリブの応酬でしたが、
クラッシュランディングでは、
とてもクリーンで、歪が効いた派手な曲は
「平和なミシシッピー」という曲だけでした。
あと印象に残ったのは「愛のメッセージ」です。
なんとなくですが、この二曲を聴いた時に、
夢の中のジミが冷めた顔をしていた意味が
わかった気がしました。
自分が「みんなしあわせになれ」を作ったのは、
神様になったジミヘンのバックアップも
からんでる気がして、ブーストスイッチが
入っちゃった感じがしたものです。
それで、この曲の最初のテイクは、
もっと字数が少ない歌だったんですが、
歌詞を大幅に変更して、
ジミヘンの「クロスタウントラフィック」みたいに
早口で歌ってみたくなったので、
↓ こうなりました♪^^